- プラスチックまな板からマイクロプラスチックが出るのか気になっている
- マイクロプラスチックは体に悪いのかを知りたい
- プラスチックまな板と木製まな板のどちらを使うか悩んでいる
こんにちは、無添加大好き健康オタクのゆりなです。
プラスチックの害について学びを深めると、気になってくるのがまな板問題!
我が家もずっとプラスチック製まな板を使っていたのですが、傷の多さを見て「これだけのプラスチックが削れているのか」と衝撃を受けました。
プラスチックの種類によっては体に悪いものも多いので、心配な方は避けるのが無難でしょう。
マイクロプラスチックを体に入れたくない!、または環境を守りたい!という方は、木製のまな板を使うのがおすすめです◎
ちなみに私が「プラスチック製品を減らそう」と思ったきっかけになった本がこちらです▽
まずはプラスチックまな板からどのくらいのマイクロプラスチックが出るのか、チェックしていきましょう。
▽動画で見たい方はこちらもチェックしていただけたら嬉しいです!
プラスチックまな板から大量のマイクロプラスチックが出る
アメリカ化学会の研究チームによると、プラスチックのまな板から毎年約7,900万個のマイクロプラスチックが生成される可能性があることがわかりました。
1年間の数字を1日で計算してみると、1日に約22万個のマイクロプラスチックが発生している計算になります…!
すごい量でびっくり…目には見えないから余計嫌な感じがする!
研究によると、発生するマイクロプラスチックの量はプラスチックの素材よっても異なり、
・ポリエチレン製 毎年 1,400 万~ 7,100 万個
・ポリプロピレン製 7,900 万個
という結果になったそうです。
研究チームは、結果から、食品の調理では、それぞれのボードから毎年 1,400 万~ 7,100 万個のポリエチレン マイクロプラスチックと 7,900 万個のポリプロピレン マイクロプラスチックが生成される可能性があると計算しました。
プラスチックまな板から出るマイクロプラスチックは体に悪いのか
先ほどの研究で行われた実験では、ポリエチレンマイクロプラスチックはマウスの細胞の生存率に大きな変化をもたらさなかったとのことです。
ニンジンを刻むときに放出されるポリエチレンマイクロプラスチックと木材マイクロ粒子は、実験室でのテストではマウスの細胞の生存率に大きな変化をもたらさなかったことが研究者らによって発見された。
プラスチックまな板に使われていたポリエチレンとポリプロピレンは、比較的安全なプラスチック素材だと言われています。
ただ、ポリエチレンは日光にさらされた場合に内分泌撹乱物質(ホルモンバランスを崩したりなど、体に有害な影響を与える物質)が出るという報告があったり、ポリプロピレンからは抗菌剤などの添加剤が漏れてしまうことも確認されたりしています。(参考: プラスチックフリー生活)
内分泌撹乱物質は胎児や子ども、妊婦さんなどに影響を与えやすいと言われているので、少しでも気になる場合はプラスチックまな板を使わないのが得策です!
環境汚染の問題も…
プラスチックまな板から放出したマイクロプラスチックは私たちの体内だけではなく、水で流されて自然へと流れていきます。
現在、マイクロプラスチックによる海の汚染は深刻な問題の一つ。
プラスチックにはダイオキシンなどを含む残留製有機汚染物質を取り込みやすいという特徴があるので、海の中で有害物質を運びながら汚染を進めてしまいます。
研究によると、マイクロプラスチックを食べた海洋生物は炎症反応を起こしたり、摂食障害などのリスクがあったりすることがわかっています。
その魚を私たちが食べることで、有害物質が体の中に蓄積し、がんの発生や免疫力低下などの可能性も考えられているとのこと…!
海洋汚染を進めないためにプラスチック製品を減らしていくというのも、一つの選択肢かもしれません。
【プラスチックまな板 VS 木製まな板】どちらを選ぶべきか問題
プラスチックまな板のマイクロプラスチック問題について考えた時に、頭を悩ませるのは「木製のまな板って管理が面倒なんじゃない?」問題ですよね。
木製のまな板には、プラまな板と比較をして次のようなデメリットがあります。
- 漂白剤はNG
- 食洗機NG
- 使う前に水で濡らす必要あり
- 使用後は拭いて乾かす必要あり
商品によっては少し加工がされていて食洗機OKのもの等もあるみたいですが、少し手間がかかるというのが木製まな板のデメリット!
例えば、「今すごく忙しくて、そんな手間をかけてられないよ〜!」という場合は、ストレスを感じて体に良くなさそうなので、無理して導入する必要もないのかなぁと感じたりします。
ただ、マイクロプラスチックの心配がなかったり、包丁が傷みにくかったり、あとは見た目も可愛いものが多くて気分が上がるというメリットも木製まな板にはありますよ(`・ω・´)
自分のライフスタイルなどに合わせて、プラスチックのまな板にするか、木製にするかを選んでみてください!
マイクロプラスチックが嫌な我が家はプラスチックまな板から木製に!
プラスチックまな板の削れ具合を見て「え…これだけ食べ物に付着したり、海に流れているってこと?」とショックを受けた我が家は、全てのまな板を木製に切り替えました!
現在使っているまな板は次の3種類です。
- ニトリのカッティングボード Round(M)
- ひのきのまな板
- オリーブのまな板
ニトリの「カッティングボード Round(M)」はドライマホガニーでできており、お手頃価格で見た目も可愛いので、プラスチックの害について学ぶ前に購入しました(笑)
ひのきのまな板は香りが良いことと、優れた抗菌性があるという理由で購入!
フルーツ用にと購入したオリーブのまな板は、見た目のかわいらしさと耐久性が良いなどの特徴があります。
その木によって柄やメリットが異なるので、ぜひ好みのものを見つけてみてください!
ひのきのまな板はAmazonでこちらのものを購入しました!
プラスチックまな板のマイクロプラスチックが気になるなら見直すチャンス!
プラスチック製のまな板を使うと、毎年約7,900万個のマイクロプラスチックが放出されることがわかりました。
まな板から発生したマイクロプラスチックは、私たちの体内に入ったり、環境を汚染する原因になったりしてしまいます。
マイクロプラスチックを気にしながら毎日料理を作ったりするのはなかなかのストレスなので、気になる場合は早めに見直すのがおすすめです◎
可愛い木製のまな板はキッチンに立つのをちょっとだけ楽しくしてくれたりもするので、私は見直して本当に良かったと思っています!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
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