こんにちは、無添加大好き健康オタクのゆりなです!
- マイクロプラスチックが気になっている
- 環境や身体のためにプラスチック製品をできるだけ減らしたい
- プラ製品の代替品などもあれば知りたいな
自分たちの身体への心配だけではなく、環境への影響も与えているマイクロプラスチック。
プラスチックを0にするプラスチックフリー生活には程遠いですが、我が家もできる範囲で「減プラスチック」に取り組んでいます。
今日は実際にプラスチック商品から他の製品に買えたものを8つピックアップしました!
記事の後半では、プラスチック製品を減らして感じたメリット・デメリットもまとめているので、プラフリー生活に興味がある方はぜひ最後まで目を通して見てくださいね!
▽YouTube動画にもしているので、良かったら合わせてみてみてください!
できるだけプラスチックフリーな生活を目指している理由
ペットボトルやプラスチックは環境のためにできるだけ減らすべき…と思いながらも、なかなか重い腰が上がらなかったのですが、次のニュースを見て衝撃を受けました。
コロンビア大のチームが米国の主要3ブランドのペットボトル飲料水を調べたところ、1リットルにつき平均24万個ものプラスチック片が検出された。
浄水器をつけながらも、味が美味しいので飲み水はペットボトルで購入していたからです。
これを機に、「環境だけではなく、健康にも害をもたらすペットボトルやプラスチック製品を減らしていこう」と決意することができました。
マイクロプラスチックの人体への影響の可能性
人体への影響ははっきりとわからない部分も多いですが、マイクロプラスチックが人の血液や心臓から見つかったり、マウス実験ではマイクロプラスチックを摂取した老齢のマウスに認知症のような異常行動が見られたという情報もあります。
とくにマイクロプラスチックを飲んでいた老齢マウスでは明暗の好み(本来は明るい場所を嫌う)が変わったり、奇妙な動きをしたり、移動距離が増えたりするなど、顕著な行動異常が見られました。
ウィーン大学チームを主導するルーカス・ケナー博士は「プラスチック粒子が炎症や神経障害、あるいはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患のリスクを高める恐れがあります」と話しているとのこと。
人体への影響については明確ではない部分があったり、全てをなくすことは無理だなぁと感じたりするプラスチック問題ですが、少しずつ減らしていこうと思えるニュースです…。
知れば知るほど奥深いマイクロプラスチックの世界!
次の本も読んで、できるだけ減らそうという気持ちが熱くなったので、プラスチックについて知りたい方はチェックしてみてくださいね。
では次からは、我が家がプラスチック製品をやめたものを1つずつ紹介していきます!
脱プラスチックしたもの①: 水筒・ペットボトル
プラスチックの代替品を購入するのにはお金がかかるので、まずは飲食などに深い関わりがあるものから見直そう!と思い、まずやめたのはプラスチックの水筒やペットボトルです。
さきほどのニュースにもあったとおり、ペットボトルには驚くほどのマイクロプラスチックが入っているので、その事実を知ってからは美味しく飲めないようになりました…!
水筒はハイドロフラスクのステンレスのものに変え、ペットボトルを極力買わない生活へチェンジ!
夫も気になり出していて、職場にはスタンレイの1.9リットル水筒を毎日持って行っています(笑)
ペットボトルの水を買わない代わりに、浄水器も今まで使っていたものよりも少しグレードアップし、水環境を整えました。
以前よりも水が安心して飲めるようになりました!
脱プラスチックしたもの②: 保存容器
続いて脱プラスチックしたものは、保存容器です。
プラスチックに含まれる成分は、加熱により漏れ出すことが多いという情報をよくみかけるので早めに見直したかったプラ製品のひとつです。
熱で漏れ出しやすい「フタル酸エステル」について
軟化などの目的でプラスチック製品に添加されることがある「フタル酸エステル」という成分は、プラスチック分子に科学結合していないので熱や油で簡単に漏れ出してしまう。内分泌撹乱物質なので、ぜんそくや新生児の神経発達異常、不妊、肝機能障害、肥満、乳がんなどとの関連も疑われている。(プラスチックフリー生活より)
以前はジップロックのプラスチック容器を使っていたのですが、現在はIKEAのものやWECKのガラスでできた保存容器に切り替えました。
見た目もオシャレになって、作り置きなどのやる気も少しだけアップしました(笑)
IKEAのものの蓋は竹でできているのですが黒ずみが気になってきたので、蓋もガラス製のWECKの瓶の方が長く使えそうだなぁと感じています。
脱プラスチックしたもの③: まな板
毎日調理をするために使うまな板も、手入れの楽さなどを優先してプラスチック製を主に使っていました。
しかし、調べてみるととんでもない量のマイクロプラスチックが発生することが判明しました…!
素材にもよりますが、その数なんと毎年7,900万個…!
研究チームは、結果から、食品の調理では、それぞれのボードから毎年 1,400 万~ 7,100 万個のポリエチレン マイクロプラスチックと 7,900 万個のポリプロピレン マイクロプラスチックが生成される可能性があると計算しました。
1年間の数字を1日で計算してみると、1日に約22万個のマイクロプラスチックが発生しているということ!
発生したものは食材にくっついて体内に入ったり、水に流されて自然に出て行ったりしてしまうことを考えたら、まな板も早めに見直したいと感じました。
今は木製のものを3種類持ち、食材によって使い分けています。
まな板のマイクロプラスチックの人体への影響
ちなみにまな板に使われているプラスチック素材はポリエチレンやポリプロピレンなどの比較的安心なものであることが多いです。
マウスの細胞実験では今の所大きな変化をもたらさなかったとのことなので、そこも加味して見直す優先度を考えるのもありだなぁと感じます◎
詳しくは、こちらの記事にもまとめています。
プラスチックまな板のマイクロプラスチックは体に悪い?木製が安心かも◎
脱プラスチックをしたもの④:コーヒーのドリップバック
我が家で脱プラスチックをしたものの4つ目は、コーヒーのドリップバックです。
以前は楽だからという理由でドリップバックを使っていたのですが、「高熱×プラスチックの組み合わせじゃないか〜!」と感じ、見直すことに。
現在は写真のように布フィルターを使い、コーヒーも粉で購入して楽しんでいます。
フィルターを洗ったり、粉を入れたりする手間は増えましたが、淹れ方を変えてから以前飲めなかったブラックコーヒーを楽しめるようになってきました。
以前よりもゴミも減って嬉しい◎
そのうち手挽きミルをゲットして楽しんでみたいと考えています。
脱プラスチックしたもの⑤:スポンジ
続いてプラスチックフリーを目指したのは、スポンジ類です。
スポンジは直接口などには触れませんが、プラスチック製品だと使うたびにマイクロプラスチックが発生して外に流れて行ってしまうとのことで、それはできるだけ避けたい…!
ということで、ヘチマやセルロースのものを使うことを決意しました!
セルロースとヘチマで作られた商品を以前は使っていて、使いやすさは◎なのですが耐久性があまりなかったので、現在はスポンジ型のへちまスポンジを愛用中です。
▽使いやすさ重視ならセルロース&へちまがおすすめ!(泡立ちもしっかりします)
▽私が現在愛用している商品はこちら!
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脱プラスチックしたもの⑥:プロテインシェイカー
毎日使うもの・口に入るもの…で考えた時に、気になるプラスチック製品のひとつがプロテインシェイカー!
これを見つけるのがなかなか大変で、私は無添加のソイプロテインにセットでついてくるシェイカーをゲットしました。
他にもいろいろ試してみた結果、メモリなどがない点は不便ですが、シェイカーではなくても瓶と蓋があればプロテインが作れたりするということがわかったので(笑)、シェイカーで悩んでいる方はいろいろ試してみるのもありかもしれません。
無添加プロテインが気になる方はクーポンコード「thx197」で1,080円オフになるので試す際は活用してみてください。
味はきなこな感じで、原材料も全て自然のものなので安心して飲めるプロテインです◎
脱プラスチックしたもの⑦:フライパン・鍋
プラスチックフリー生活を目指して、脱プラスチックしたものの7つ目がフライパンや鍋です。
食材がくっつかないように「フッ素加工」がされている鍋やフライパンは、高温で熱すると有害な煙が出て小鳥が命を落とす…という情報を知ってから、文鳥と暮らしている我が家はフッ素加工のフライパンをやめました。
フッ素加工がされているフライパンは空焚きなどで350度まで温度が上がると有毒な煙が出るので、安心して使いたい方は素材に注目をして選ぶのがおすすめです◎
フライパンなどの加工に使われるフッ素樹脂は主にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)またはPFA(パーフルオロアルコキシアルカン)ですが、これらの使用上限温度は 260℃です。350℃を超えると熱分解が始まり、有害な微粒子状物質やガスが発生するといわれています。
我が家ではセラミック、ステンレス、鉱石と土などでできたものを使用しています。
フッ素加工のものに比べたらくっつきやすさもあるかもしれませんが、安心に加えて長く使える点も魅力だなぁと感じています◎
脱プラスチックしたもの⑧:衣服
最後に紹介する私が脱プラスチックしたものは、衣服です。
30代を過ぎたあたりから化学繊維の服を着ると、チクチクしたりと着心地が悪いなぁと感じるようになったのが見直しをした大きな理由でした。
インナーからパジャマ、日常的に着る服まで綿がメインの製品に切り替えて今は快適です◎
下着などを選ぶのは難しく苦労したり、綿の中でもオーガニックコットンの商品を選ぶと値段が高めだったりするので、少しずつアップデートしていっています。
綿や麻の服も多めの無印良品で選ぶことも増えてきました。(ダブルガーゼパジャマがお気に入り!)
プラスチック製品を減らして感じたメリットとデメリット
「プラスチックフリー生活って憧れるけれど、デメリットはないのかな?」
プラスチック製品の代替品を購入したり、探したりするためには、時間もコストもかかるのでこのような不安を感じる方もいるかもしれません。
私がいくつかのプラスチック製品を買い替えたりして感じたメリットとデメリットをここからは紹介していきます。
まずはデメリットからまとめていきますね!
脱プラスチックを進めて感じたデメリット
脱プラスチックに取り組んでみて感じたデメリットは次の2つです。
- 割れやすい・重い
- 手間や費用がかかる
見直しの際に追加で費用がかかるのはもちろんですが、割れやすさや重さがあり、扱う手間が増えたりするのが大変だと感じています。
例えば我が家には土鍋があるのですが、今まで鍋はぶつけても問題なかったけれど、土鍋の場合はかけたりしてしまうので慎重に扱わなければなりません。(夫がよくぶつけて、傷が増えています…笑)
木のまな板は使う前に濡らしたり、しっかり拭いてから干すなどの手入れが必要なので、「楽さ」だけを考えたらプラスチック製品の勝利だよなぁと感じます。
脱プラスチックを進めてみて感じたメリット
一方で、脱プラスチックにチャレンジしてみて感じたメリットは次のとおりです。
- マイクロプラスチックが減らせる
- 見た目もグレードアップする
- 環境を守っているという気持ちになれる
マイクロプラスチックが減らせるので安心感が増えたのはもちろん、ガラスや木などのアイテムはプラスチックより見た目が好きで、キッチンが前よりもオシャレに見えるという良さを感じました。
「環境をできるだけ守りたい」という気持ちがあるので、少しでも貢献できているという気持ちも日々の幸福度アップにつながっています。
ちょっと手間は増えますが、心地よさや安心感の点ではプラスチックフリー生活の方が私にとってはより魅力的です。
不便になりすぎない程度にプラスチックフリー生活を試してみようと思う
今回は脱プラスチックをしたものを8種類紹介しました!
一気に代替品を見つけるのは時間やお金がかかったりするので、1ヶ月に数個など時間をかけて揃えている我が家です。
「プラスチックは絶対に使わない!」という生活は私には難しいと思うので、不便になり過ぎない程度に心地の良い範囲でゆるくプラスチックフリー生活を楽しんでいきたいと思います。
プラスチックについてもっと知りたい!という方は、こちらの本を読むと脱プラ生活にもっと興味をもってしまうかもしれません(笑)
プラスチック別の避けたい度など、わかりやすい表などもあり、おすすめです◎
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